こんにちは、スマホとネットの料金節約!賢いネット選びガイドの河田です。
LINEMOはスマホ本体を販売していないので、今使っているスマホか、自分で用意したスマホにLINEMOのSIMを入れて使います。
そのスマホで使えるかどうかは、LINEMO公式サイトの「動作確認端末」で調べられます。2026年10月に見たときは、790機種が載っていました。
ただ、この一覧はちょっとした見方のコツがあります。機種名で探すだけだと、「載っているから大丈夫」と早合点しやすいんです。
同じ機種でも、どこの会社で買ったスマホかで、結果が分かれて載っているからです。
この記事では、一覧の見方から、SIMロックや電波の確かめ方、届いたあとの初期設定まで、順番に見ていきます。
この記事でわかること
- LINEMOで使えるスマホの調べ方
- 動作確認端末の一覧の正しい見方
- SIMロックと電波の対応の確かめ方
- eSIMとSIMカードの選び方と初期設定
LINEMOで使えるかは公式の一覧で調べる
まずは、LINEMOの「動作確認端末」のページで、あなたのスマホを探してみましょう。
動作確認端末の探し方
ページでは、「製品カテゴリ(スマートフォン・タブレット・ケータイ)」「メーカー」「キャリア(どこで買ったか)」「機能(eSIM対応・5G通信)」で絞り込めます。
メーカーを選んで、自分の機種名を探すのがいちばん早いですよ。
機種名の横の「開く」を押すと、くわしい結果が出ます。結果は「ご利用いただけます」「一部ご利用いただけます」「ご利用いただけません」の3段階です。
(出典:LINEMO公式「動作確認端末」)
機種名だけでなく「どこで買ったか」を見る
ここがいちばん大事なところです。くわしい結果を開くと、「ソフトバンク」「ドコモ」「au」「楽天モバイル」「SIMフリー」と、そのスマホを買った会社ごとに、音声通話・SMS・データ通信・テザリングが使えるかが分けて載っています。
たとえば、私が見たときの結果はこうでした。
| 機種 | eSIM | 5G | 確認されている購入元 |
|---|---|---|---|
| iPhone 16 | 対応 | 対応 | ソフトバンク、ドコモ、au、楽天モバイル、SIMフリー |
| iPhone 8 | 非対応 | 非対応 | ソフトバンク、ドコモ、au、SIMフリー |
| Google Pixel 9 | 対応 | 対応 | au、ドコモ、SIMフリー |
Google Pixel 9は、au・ドコモ・SIMフリーで買ったものは確認されていますが、この時点ではソフトバンクや楽天モバイルで買ったものは載っていませんでした。
同じ機種名でも、自分が買った会社の欄があるかどうかまで見てください。もうひとつ見ておきたいのが、確認したOSのバージョン。
結果の下に「iOS 18で確認」「Android 14で確認」のように書かれています。あなたのスマホのOSがそれより古いなら、先にアップデートしておくと安心です。
一覧の結果は、LINEMOが独自に調べたもので、動作を保証するものではありません。また、海外で売られた機種は確認されていません。
載っている機種でも、最終的には自分の環境で使えるかどうかになります。
一覧に載っていても確かめたい2つのこと
一覧で「使える」となっていても、もう2つ確かめておきたいことがあります。
SIMロックがかかっていないか
SIMロックとは、買った会社以外のSIMを使えないようにしてある状態のこと。一覧の注意書きにも、SIMロックが解除されていない製品は使えないと書かれています。
とはいえ、2021年10月1日以降に発売されたスマホは、原則としてSIMロックをかけずに売られています。総務省がルールを変えたためです。(出典:総務省「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正)
気をつけたいのは、それより前に発売された機種を、ドコモやau、UQモバイルなどで買った場合です。
SIMロックがかかったままのことがあるので、買った会社のサイトで解除の手続きをしてください。楽天モバイルで買ったスマホは、すべてSIMフリーなので解除はいりません。
iPhoneなら、「設定」→「一般」→「情報」の「SIMロック」の欄で、ロックがあるかどうかを見られます。
ソフトバンクの電波に対応しているか
LINEMOは、ソフトバンクの回線を使います。ところが、ほかの会社で買ったスマホのなかには、ソフトバンクが使っている電波の一部に対応していない機種があります。
ラジオにたとえると分かりやすいです。ラジオ局がいくつかの周波数で放送していても、ラジオがその周波数を受信できなければ聞こえません。
スマホも同じで、対応していない電波があると、場所によってつながりにくくなります。
一覧の注意書きにも、ソフトバンクの主要な周波数に対応していない機種は、場所によって電波をつかみにくい場合があると書かれています。
なので、ほかの会社で買ったスマホを使うなら、一覧で自分の購入元の欄が「使える」になっているかを、しっかり見ておくのが近道です。
長く使っている古い機種の場合は、一覧で「ご利用いただけません」になっていないか確かめてください。
eSIMとSIMカード、どちらにするか
使えることが分かったら、次はSIMの種類を決めます。
eSIMは、スマホの中にあるSIMに、ネット経由で契約情報を書き込む方式です。カードが届くのを待たなくていいので、18時までに申し込めば最短でその日のうちに使い始められます。
ただし、スマホがeSIMに対応している必要があります。一覧で「eSIM対応」になっているかを見てください。さきほどの表のとおり、iPhone 8のようにeSIMに対応していない機種もあります。
SIMカードは、小さなカードが郵送で届く方式です。15時までの申し込みで最短翌日に届きます。eSIMに対応していないスマホなら、こちらを選びます。
なお、1台のスマホでLINEMOとほかの会社のSIMを同時に使う「デュアルSIM」については、一覧の結果はその動作を保証していません。
LINEMOのeSIMとほかの会社のSIMカードを組み合わせた使い方も、動作保証の対象外とされています。
申し込みの手順や本人確認については、LINEMOの申し込み方法は?必要書類・審査から開通まで解説にまとめています。
届いたあとの初期設定(APN)
SIMが届いて開通したら、スマホがLINEMOでネットにつながるように設定します。これを「APN設定」といいます。
iPhoneはほぼ設定いらず
iPhoneは、iOSを14.5以降にアップデートして、「キャリア設定」もアップデートすれば、APNの設定はいりません。LINEMOのSIMを入れたあとにキャリア設定のアップデートの案内が表示されたら、アップデートを選んでくださいね。
Androidは手動のことがある
ソフトバンクやワイモバイルで買ったAndroidのスマホは、APNの設定が自動で入ることがあります。Wi-Fiを切った状態でネットにつながれば、手動の設定はいりません。
ほかの会社で買ったAndroidのスマホは、自分で入力します。「設定」の中のモバイルネットワーク(アクセスポイント名)の画面で、次のとおりに入れてください。
| 項目 | 入力する内容 |
|---|---|
| 名前 | LINEMO |
| APN | plus.acs.jp.v6 |
| ユーザー名 | lm |
| パスワード | lm |
◆河田のワンポイントアドバイス
APNの入力は、1文字違うだけでつながりません。「plus.acs.jp.v6」はピリオドの位置まで正確に入れてくださいね。入力したら保存して、その設定を選んだ状態にするのも忘れずに。
開通したあとのLINEやPayPayの引き継ぎについては、LINEMOへの乗り換え時の設定|LINE・PayPay・Googleの設定でつまずかない手順で詳しく書いています。
申し込む前の確認は3つだけ。動作確認端末の一覧で、自分が買った会社の欄が「使える」になっているか。SIMロックが外れているか。eSIMに対応しているか。ここまで確かめておけば、届いてから「使えない」となることはまずありません。
LINEMOの対応機種に関するよくある質問(FAQ)
今使っているスマホはLINEMOで使えますか?
LINEMO公式サイトの「動作確認端末」で確認できます。メーカーと機種名で探し、くわしい結果を開いて、自分がそのスマホを買った会社(ソフトバンク・ドコモ・au・楽天モバイル・SIMフリーなど)の欄が「ご利用いただけます」になっているかを見てください。同じ機種でも、購入元によって結果や確認の有無が分かれています。
動作確認端末に載っていないスマホは使えませんか?
載っていないからといって必ず使えないわけではありませんが、LINEMOが確認していないため、使えるかどうかは分かりません。ほかの会社で買った機種は、ソフトバンクの電波の一部に対応していないこともあります。確実に使いたいなら、一覧で自分の購入元が確認されている機種を選ぶのが安心です。
SIMロックの解除は必要ですか?
2021年10月1日以降に発売されたスマホは、原則としてSIMロックをかけずに販売されているため、多くの場合は不要です。それより前に発売された機種をドコモやau、UQモバイルなどで買った場合は、SIMロックがかかっていることがあるので、購入元で解除してください。楽天モバイルで買ったスマホはすべてSIMフリーです。
iPhoneでAPN設定は必要ですか?
iOSを14.5以降にアップデートし、キャリア設定もアップデートすれば、APN設定は不要です。Androidの場合は、ソフトバンクやワイモバイルで買った機種なら自動で設定されることがあり、そのほかの機種は、APNに「plus.acs.jp.v6」、ユーザー名とパスワードに「lm」を入力します。
ドコモやauで買ったスマホでもLINEMOは使えますか?
一覧には、ドコモやauで買った機種も多く載っています。動作確認端末の一覧で、購入元が「ドコモ」「au」の欄が「ご利用いただけます」になっているかを確認してください。あわせて、SIMロックが解除されているか、ソフトバンクの電波に対応しているかも確かめておくと安心です。
まとめ
LINEMOで使えるスマホの確かめ方を、もう一度並べておきます。
- LINEMOはスマホを売っていないので、今のスマホか自分で用意したスマホを使う
- 使えるかは公式の「動作確認端末」で調べる(2026年10月時点で790機種)
- 同じ機種でも、買った会社ごとに結果が分かれているので、自分の購入元の欄を見る
- 確認したOSより古いなら、先にアップデートしておく
- 2021年10月1日以降に発売された機種は、原則SIMロックなし
- ほかの会社のスマホは、ソフトバンクの電波に対応しているかも大事
- eSIMにするなら、一覧の「eSIM対応」を確認
- iPhoneはAPN設定いらず、Androidは手動で入れることがある
スマホを買い替えずに乗り換えられるのは、LINEMOのいいところです。そのぶん、使えるかどうかの確認だけは自分でやっておく必要があります。
一覧を開いて、あなたのスマホと、それを買った会社の欄を見てみてください。数分で終わる確認です。
執筆者:河田
