格安SIMに乗り換えれば、スマホ代が毎月数千円安くなる。それは分かっている。でも、いざ申し込もうとすると手が止まる。
「設定を自分でやって、失敗したらどうしよう」「LINEが消えたら困る」「PayPayや、いろんなサービスにログインできなくなったら……」
乗り換えをためらう理由は、料金でも速度でもなく、この「設定への不安」だという方は多いです。
結論から言うと、LINEMOへの乗り換え手順は5つのSTEPだけです。この記事では、その手順を1つずつ、特に不安が集中するアプリの設定を中心に確認していきます。
この記事の前提(今のスマホをそのまま使う乗り換え)
この記事は「今のスマホはそのまま使い、回線(SIM)だけLINEMOに変える」乗り換えを前提にしています。
そもそもLINEMOは端末(スマホ本体)を販売していないため、スマホは自分で用意することになります。今使っているスマホをそのまま使う方がほとんどで、これが一番シンプルで失敗の少ない乗り換え方です。
もし新しいスマホを別途用意して機種も変える場合は、端末間のデータ移行という別の作業が必要になりますが、その手順はLINEMO公式サイトに詳しく載っています。この記事では扱いません。
この記事を読み終えると分かること
- 乗り換え手順の全体像(STEP1〜5)
- LINEはそのまま使えるのか(年齢確認だけ要注意)
- PayPay・Googleアカウントはどうなるのか
- Yahoo!メール・Gmailでログインしているサービスは無事か
- キャリアメールは気にしなくていい理由
LINEMOへの乗り換え手順|全5STEP
まず、乗り換え全体の流れを見ておきましょう。地図があると、迷子になりません。
| STEP | やること | 目安 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 申し込み(今の電話番号を引き継ぐ「乗り換え(MNP)」を選ぶ) | オンラインで10分程度 |
| STEP 2 | SIM/eSIMが届いたら開通手続き | 数日後 |
| STEP 3 | APN設定(iPhoneはほぼ自動、Androidは手動の場合あり) | 5分程度 |
| STEP 4 | アプリ・アカウントの確認(LINE・PayPay・Google・メール) | この記事のメイン |
| STEP 5 | 完了。あとはいつもどおり使うだけ | – |
STEP1〜3は公式サイトの手順どおりに進めれば完了します。多くの方が不安に感じるのはSTEP4の「アプリやアカウントがどうなるか」なので、ここから先はSTEP4だけを掘り下げます。
まず覚えておきたい大原則があります。電話番号を引き継ぐ(MNP)なら、番号は変わりません。そして、GmailやYahoo!メールのようなインターネット上のアカウントは、そもそも電話番号や回線に縛られていません。この2つを知っているだけで、不安の大半は消えます。
STEP 4|アプリ・アカウントの確認
ここが本題です。1つずつ、やることを確認していきます。先に結論だけ言うと、ほとんどが「やることなし」です。
LINE — やることなし
同じスマホのままSIMだけ入れ替える場合、LINEのアカウント・トーク履歴・友だちは消えません。そのまま使えます。
PayPay — やることなし
アプリのアカウントにひもづいているため、SIMを入れ替えても残高や履歴は消えません。今までどおり使えます。
Google/Gmail — やることなし
回線とはまったく無関係です。SIMを入れ替えても、Googleアカウントでログインしている限り、中身はそのまま引き継がれます。
Yahoo!メール・Gmailでログインしているサービス — やることなし
楽天・Yahoo!ショッピング・ネットバンキングなどのIDになっているメールアドレスは、回線とは無関係なので、そのままログインできます。
キャリアメールを使っている場合だけ — 事前に変更
@softbank.ne.jpなどのキャリアメールは乗り換えると使えなくなります。どこかのサービスの登録メールに使っている場合だけ、事前にGmailなどへ変更しておきましょう。使っていなければ、この項目は関係ありません。
LINEの「年齢確認」について(急がなくていい設定)
LINEの「ID検索」や「電話番号での友だち追加」を使うには、各キャリアでの年齢確認が必要です。LINEMOでは「My Menu」と連携することで年齢確認ができます。これをしていないとID検索が使えませんが、トークや通話など、ふだんの利用そのものには影響しません。乗り換え当日に急いでやる必要はなく、あとから設定できます。
PayPayをより安心して使うために
LINEMOはソフトバンクのサービスなので、PayPayとの相性が良く、キャンペーンのポイント付与などでPayPayが活躍します。乗り換え時に特別な移行作業は基本的に不要です。心配な場合は、乗り換え前にPayPayアプリのログイン方法(電話番号だけでなく、メールアドレスやYahoo! JAPAN IDでもログインできる状態にしておく)を確認しておくと、より安心です。
「メールアドレスにひもづくもの」という考え方
ここが、多くの方が見落としがちで、そして実は一番安心していい部分です。楽天・Yahoo!ショッピング・Amazon・SNSなど、多くのサービスはYahoo!メールやGmailといったメールアドレスをIDにログインしています。これらは電話会社とは関係のないインターネット上のサービスなので、回線を変えても影響を受けません。
言いかえると、こういうことです。
- 電話番号にひもづくもの(SMS認証など)→ MNPで番号を引き継げば影響なし
- メールアドレスにひもづくもの(Yahoo!・楽天・各種サービス)→ そもそも回線と無関係なので影響なし
「いろんなサービスに登録し直すのが面倒で乗り換えられない」と思っていた方ほど、拍子抜けするかもしれません。
STEP 4のふりかえり
| 項目 | 乗り換え後どうなるか |
|---|---|
| LINE | そのまま使える(年齢確認だけ後回しでOK) |
| PayPay | そのまま使える |
| Googleアカウント・Gmail | 影響なし・そのまま |
| Yahoo!メール等でのログイン | 影響なし・そのまま |
| 電話番号 | MNPなら同じ番号のまま |
| キャリアメール | 使えなくなる(使っていなければ問題なし) |
こうして並べてみると、本当に事前に考えておくのは「キャリアメールをどこかで使っていないか」くらいだと分かります。LINEもPayPayも、日常的に使うアカウントは、ほとんどそのままです。
まとめ|設定が理由でためらう必要はない
LINEMOへの乗り換え手順は5STEP、そのうち本当に気を配るのはSTEP4だけです。LINEもPayPayもGoogleも、そしてYahoo!メールやGmailでログインしている各種サービスも、乗り換え後そのまま使えます。番号を引き継げば電話番号も変わりません。事前に少し気にするのは、使っていればキャリアメールくらいのものです。
設定が理由で乗り換えをためらっていたのなら、その心配は思ったより小さいはずです。あとは、料金とプランを確認してみてください。
最新の料金・キャンペーン内容は公式サイトで確認できます。
※キャンペーン内容は時期により変動します。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは一部特典の対象外です。申込前に公式サイトでご確認ください。
