月12,000円。
ドコモのギガホプレミアが7,315円で、home5GのWi-Fi回線代を足したらそうなります。
高いです。キャリアを変えるのが怖くて、ずっと先延ばしにしていました。「スマホの設定って自分でできるの?」「失敗したらどうするの?」
そういう不安が頭をぐるぐる回って、ショップに行っても「また今度にしよう」と帰ってくる日が続いていました。
それが3年前のことです。
その当時、Y!mobileに乗り換え、同時にSoftBank Airを契約しました。
結論から言うと、別に後悔はしていません。ただ、割引が終わったあとのことを全く考えてませんでした。
乗り換えを決めるまで
まずauのショップに行ったのですが、当時使っていた機種はXperia。
auショップ①
「ドコモのXperiaはプラチナバンドの関係で通話品質が落ちるので、スマホも買い替えましょう」
スマホ代・端末代・回線代を全部足すとドコモより高くなってしまいます。乗り換える意味がありません。
別のauショップに行くと、今度は違うことを言われました。
auショップ②
「そのXperiaはauでも販売しているのでそのまま使えます」
同じキャリアのショップで、言うことが違います。以前WiMAXでたらいまわしにあったことを思い出しました。
気を取り直してソフトバンクのショップへ行きましたが、中にY!mobileが同居していたので、いろいろ聞いてみました。プラチナバンドの件はこう言われました。Lucky!!
ソフトバンクショップ
「もし通話が途切れたり使えないようでしたら、代わりのスマホを差し上げます」
Wi-Fi回線も同時に考えていると伝えると、見積もりを出してくれましたが、Y!mobileのスマホ料金とSoftBank Airを足しても、ドコモのギガホプレミア一本より安くなります。
色んな設定のことで躊躇していたことを伝えると、こう言われました。
ソフトバンクショップ
「スマホの設定、Googleの設定、全部やりますよ」
それまで踏み出せなかった理由がそれだったので、断る理由が無くなりその場で契約しました。
契約当初の料金と使い心地
Y!mobileのスマホとSoftBank Airをセットにすると、おうち割が適用されてスマホ代が毎月1,188円割引になります。各種割引が重なり、最初の半年は合計で月5,000円台に収まっていました。
Y!mobileとSoftBank Airの合計が最初の半年は月5,000円台。ドコモのギガホプレミア単体(7,315円)と比べても、スマホ代だけで月2,000円以上安くなりました。
速度については、ネットでは悪口がよく書かれていましたが、実際に使ってみると「言うほどのことはない」という感想でした。
オンラインゲームはしません。高画質の動画を頻繁に見るわけでもない。Web閲覧とYouTubeが中心の使い方でしたら、特にストレスはありませんでした。
SoftBank Airの速度や安定性は、使い方によって評価が大きく変わります。オンラインゲームや4K動画の視聴を頻繁にする方には向いていません。Web閲覧・動画視聴・テレワーク程度なら、エリア内であれば実用上問題ないケースが多いです。
3年経って気づいたこと
問題は、3年後に来ました。
割引が順番に終わっていきます。最初は月5,000円台だったのが、7,400円になり、今は8,300円を超えています。
| 時期 | 月額合計(スマホ+Air) |
|---|---|
| 契約当初〜半年 | 約5,000円台 |
| 半年後〜3年 | 約7,400円 |
| 3年経過後(現在) | 約8,500円超 |
※Y!mobileスマホ+SoftBank Airターミナル5の合計金額。おうち割適用後。
契約当初と比べると月3,300円以上の差です。年間に換算すると約4万円近く通信費が上がったことになります。
さらにワイモバイルのシンプル3が2026年6月2日から220円上がり、SoftBank Air側の料金改定も控えています。このまま使い続けると負担は増えていきます。
もう一つ気になっているのが、端末の再利用ができないという点です。SoftBank Air専用の端末はSIMフリーではないため、解約後に別の回線で使い回すことができません。
おうち割の仕組みと割引額
おうち割光セット(A)は、SoftBank AirとY!mobile(またはソフトバンク)の対象プランをセットで使うことで、スマホ代が毎月割引される仕組みです。SoftBank Airの料金が下がるわけではなく、スマホ側が安くなります。
| Y!mobileプラン | データ容量 | 月額(通常) | おうち割 | 割引後 |
|---|---|---|---|---|
| シンプル3 S | 5GB | 2,365円 | −1,188円 | 1,177円 |
| シンプル3 M | 30GB | 4,158円 | −1,650円 | 2,508円 |
| シンプル3 L | 35GB | 5,258円 | −1,650円 | 3,608円 |
※2026年6月時点。2026年6月2日以降はシンプル3が220円値上げ予定。通話料・端末代別途。
ワイモバイルは2026年6月2日よりシンプル3の月額が一律220円値上げされます。シンプル3 Sは2,585円、シンプル3 Mは4,378円になる予定です(シンプル2・旧シンプルは7月1日から330円値上げと、シンプル3とは金額・時期が異なります)。おうち割の割引額は変わらないため、実質的な負担が増えます。
なお、2026年6月1日までにシンプル3を契約しているユーザーは「シンプル3特別割引」により、2026年12月31日まで旧料金のまま利用できる緩和措置があります。
SoftBank Air+Y!mobileの料金シミュレーション(現行)
現在新規でSoftBank Airを契約する場合はターミナル6が対象です。ターミナル5とは料金体系が異なります。
| SoftBank Air ターミナル6(2026年6月時点) | |
|---|---|
| 月額(24ヶ月目まで) | 4,950円 |
| 月額(25ヶ月目以降) | 5,368円 |
| 2026年12月以降 | 5,698円(値上げ予定) |
※最大にねんサポートキャンペーン適用時。端末代・事務手数料別途。
| スマホプラン | Air(24ヶ月) | おうち割後のスマホ代 | 月額合計 |
|---|---|---|---|
| シンプル3 S(5GB) | 4,950円 | 1,177円 | 6,127円 |
| シンプル3 M(30GB) | 4,950円 | 2,508円 | 7,458円 |
| シンプル3 L(35GB) | 4,950円 | 3,608円 | 8,558円 |
※価格はすべて税込。通話料別途。2026年6月時点。
SoftBank AirはY!mobileやソフトバンクのユーザーには向いています。おうち割でスマホ代が下がるため、トータルの通信費を抑えやすいです。
ただし24ヶ月を過ぎると月額が上がります。長期利用を考えている方は、割引終了後の金額まで含めて判断することをおすすめします。
SoftBank Airの最新料金・キャンペーンは公式サイトでご確認ください。
※キャンペーン内容は時期により変動します。申込前に公式サイトでご確認ください。
向いている人・向いていない人
向いている人
- ソフトバンクまたはY!mobileのスマホを使っている(おうち割で毎月割引が効く)
- 賃貸で光回線の工事ができない
- 引っ越しの可能性がある(工事不要でコンセントを挿すだけ)
- Web閲覧・動画視聴・テレワーク程度の使い方が中心
- 設定が不安でショップで全部やってほしい方
向いていない人
- オンラインゲームをする(Ping値が高いため不向き)
- 光回線と同等の速度・安定性を求める
- 割引終了後も長期間使い続ける予定(月額が段階的に上がる)
- SB/Y!mobile以外のスマホを使っている(おうち割が効かない)
- 将来的に別の回線に乗り換えたい(端末が再利用できない)
今後どうするか、正直まだ悩んでいます
このまま使い続けるか、乗り換えるか。正直、まだ決めていません。
選択肢は4つあると思っています。
- ①スマホ代だけ見直す:Airはそのまま、スマホ回線だけ変えます。変える範囲が小さい分、始めるハードルは低めです。設定が不安な方はLINE・PayPay・Googleの設定はどうなるかまとめた記事もご覧ください。
- ②完全に乗り換える(楽天モバイル固定回線化など):端末が資産にならないSoftBank Airをやめる方法です。※別途SIMフリー端末を用意する必要があります。
- ③WiMAXに乗り換える:WiMAXならSIMフリー端末(L13など)が手に入るので、3年後にまた別の回線に乗り換えたくなっても、その端末をそのまま使い回せます。将来の選択肢を増やしておきたい方向けです。
- ④このまま何もしない:悪くはないですが、値上げは今後も続くので、コストは上がり続けます。
正直、②③のどちらかが一番合理的なのは分かっています。ただキャリア変更の手間はどれを選んでも同じなので、「変えるなら一番お得な方を選ぶ」くらいの気持ちで、①からでも③からでも、まずは動きやすいところから試してみようかと考えています。
他のキャリアの組み合わせも含めて比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
↓↓↓
一人暮らしの通信費節約|キャリア別・最安の組み合わせを正直に比較【2026年】
まとめ
SoftBank AirとY!mobileの組み合わせは、通信費を抑える有効な選択肢です。おうち割でスマホ代が下がり、工事不要で始められる手軽さも魅力です。
ただし、割引終了後の料金上昇は想定より大きいケースがあります。
ワイモバイル側の改定とSoftBank Air側の改定が重なると、トータルの通信費はじわじわと上がります。契約前に、割引終了後の金額まで試算しておくことをおすすめします。
※キャンペーン内容は時期により変動します。申込前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
SoftBank Airは速度が遅いというのは本当ですか?
エリアや使い方によって大きく異なります。オンラインゲームや4K動画を頻繁に使う方には向いていないケースがあります。Web閲覧・動画視聴・テレワーク程度の用途であれば、エリア内では実用上問題ないことが多いです。筆者は3年間、速度に大きな不満を感じたことはありませんでした。
おうち割はいつまで続きますか?
おうち割はSoftBank Airを契約している間、永年適用されます。ただしSoftBank Airを解約するとおうち割も外れるため、スマホ代が上がります。乗り換えを検討する際はこの点も含めてトータルコストを計算することをおすすめします。
SoftBank Airの端末は解約後に使い回せますか?
使い回せません。SoftBank Air専用の端末のため、解約後に別の回線で利用することはできません。将来的に他の回線に乗り換えることを考えている方はこの点にご注意ください。
おうち割は今後も続きますか?
おうち割 光セット(A)は、SoftBank AirとY!mobileを併用している間は継続して適用されます。期限のあるキャンペーンではありません。ただし割引額はスマホのプランによって決まるため、プラン変更をすると割引額も変わります。またSoftBank Air側の月額料金は改定されることがあるため、割引が続いても支払い総額は変動します。
Y!mobileとソフトバンク本体、どちらと組み合わせる方がお得ですか?
月額料金の安さではY!mobileが有利です。シンプル3 Sプランならおうち割適用後1,177円/月から使えます。ソフトバンク本体のプランは料金が高い分、端末購入サポートや通話オプションが充実しています。スマホの使い方と料金のバランスで選ぶのがポイントです。
