こんにちは、スマホとネットの料金節約!賢いネット選びガイドの河田です。
LINEMOをeSIMで使うと、SIMカードが届くのを待たずに済み、本人確認を「カードをスマホで読み取る」方法にして18時までに申し込めば、最短でその日のうちに使い始められます。
機種変更も、新旧どちらのスマホも条件を満たしていれば、設定アプリだけでeSIMを移せます。手数料もeSIMなら0円です。
ただし、知らないと手間取るポイントもあります。新規の開通には期限があること、Androidの「eSIM転送」は買った場所によって使えないこと、eSIMからSIMカードに戻すと手数料がかかること。
この記事では、場面ごとの手順と注意点を順番に見ていきます。
この記事でわかること
- LINEMOでeSIMを選ぶメリットと条件
- 新規でeSIMを申し込んだときの開通手順
- 機種変更でeSIMを移す3つの方法
- SIMカードとeSIMを切り替えるときの手数料
LINEMOでeSIMを選ぶメリット
まずは、SIMカードと比べたときのeSIMの違いから。
| 項目 | eSIM | SIMカード |
|---|---|---|
| 使い始めるまで | 18時までの申し込みで最短当日(本人確認をスマホで行った場合) | 15時までの申し込みで最短翌日に届く |
| 機種変更 | 設定アプリやMy Menuで移す | カードを差し替える |
| 再発行の手数料 | 0円 | 1,100円 |
| 必要なもの | eSIM対応のスマホとWi-Fi | カードが入るスマホ |
早く使い始めたい人や、機種変更をよくする人には、eSIMのほうが手間もお金もかかりません。(出典:LINEMO公式「必要な費用一覧」)
申し込む前に確かめる3つのこと
eSIMで申し込む前に、次の3つを確かめておきましょう。
- スマホがeSIMに対応しているか(LINEMOの動作確認端末の「eSIM対応」で確認)
- SIMロックが解除されているか(ロックがかかったままだと使えない)
- Wi-Fiにつながる環境があるか(eSIMのデータをダウンロードするときに必要)
スマホが使えるかの確かめ方は、LINEMOの対応機種は?動作確認済み端末とSIMの選び方を解説で詳しく書いています。
新規でeSIMを申し込んだときの開通手順
申し込みが終わり、審査が完了すると、「eSIMプロファイルのダウンロードのお知らせ」というメールが届きます。そこからの流れはこうです。
- メールにある専用のURLを開く
- ワンタイムパスワードを受け取って、本人の確認をする
- LINEMOを使うスマホで、eSIMのデータ(eSIMプロファイル)をダウンロードする
- スマホを再起動する
- 通信するための設定をする(iPhoneはほぼ自動)
- LINEと連携する(データ残量などをLINEで確認できるようになる)
手順の途中でQRコードを読み取る場面があります。LINEMOを使うスマホとは別に、タブレットやパソコン、家族のスマホなどを用意しておくとスムーズです。QRコードを使わず、手で入力して設定することもできます。
案内メールを受け取った翌日から5日目の19時までに使い始めないと、6日目に申し込みがキャンセルされます。メールが届いたら、なるべく早く開通の手続きを済ませてください。また、ダウンロードしたeSIMのデータは削除しないでください。消してしまうと再発行が必要になります。
他社から乗り換えた場合は、eSIMのデータをダウンロードすると自動で回線が切り替わります。自動で切り替わらないときは、手動で切り替えるための案内メールが届きます。
eSIMなら、本人確認をスマホで済ませて18時までに申し込めば、最短その日のうちに使い始められます。
※キャンペーン内容と適用条件は時期により変わります。申込前に公式サイトでご確認ください。
機種変更でeSIMを移す方法
LINEMOはスマホを販売していないので、機種変更は自分で用意したスマホにeSIMを移す形になります。方法は3つで、どれも手数料はかかりません。
| 方法 | 使える条件 | 手数料 |
|---|---|---|
| eSIMクイック転送(iPhone) | 新旧どちらのiPhoneもiOS 17以降 | 0円 |
| Android eSIM転送 | ソフトバンク・ワイモバイルで買った対象機種 | 0円 |
| My MenuでeSIMを再発行 | 上の2つが使えないとき(どの機種でも) | 0円 |
なお、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneのように、OSが違うスマホの間では転送できません。その場合は、My MenuでeSIMを再発行します。
iPhoneはeSIMクイック転送
新旧どちらのiPhoneもiOS 17以降(iPhone XS・XR以降が対象)なら、再発行の手続きなしで、設定アプリからeSIMを移せます。始める前に、次の準備をしておきましょう。
- 新旧どちらのiPhoneもiOS 17以降にアップデートする
- Wi-Fiにつながる環境を用意する
- 今使っているiPhoneにパスコードを設定しておく
- 移し終わるまで、今使っているiPhoneをリセットしない
手順は次のとおりです。受付時間は0時30分から23時30分までです。
- 新旧のiPhoneで同じApple Accountにサインインする
- 新しいiPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信を設定」→「別のiPhoneから転送」→「番号を転送」を選ぶ
- 今使っているiPhoneで「SIMを転送」をタップする
- 新しいiPhoneで、契約時に決めた4桁の暗証番号を入れる(iOS 17.4以上の場合)
- 11112に電話をかける発信テストと、Wi-Fiを切った状態でのネット接続を確かめる
移し終えると、前のiPhoneのSIMは使えなくなります。
Androidは買った場所で方法が変わる
ここは見落としやすいところです。Androidの「eSIM転送」が使えるのは、ソフトバンクかワイモバイルで買った対象機種だけです。対象は、Google Pixel 8シリーズ以降(Android 16以上)、Xperiaシリーズ・AQUOSシリーズ(Android 15以上)、Galaxy S・Zシリーズ(Android 16以上)などです。
家電量販店やネット通販で買ったSIMフリーのAndroidは対象外なので、My MenuでeSIMを再発行します。対象機種の場合の手順は次のとおりです。
- 新旧どちらのスマホも画面ロックとBluetoothをオンにし、Wi-Fiを用意する
- 新しいスマホで「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「他のデバイスからSIMを移行する」を選ぶ
- 今使っているスマホで、新しいスマホに出たQRコードを読み取る
- 新しいスマホで「移行」をタップし、今使っているスマホでPINコードを入れる
My MenuでeSIMを再発行する
転送が使えないときは、My Menuから再発行します。手数料は0円で、回線の切り替えは0時から23時15分までに行う必要があります。
- 今LINEMOを使っているスマホで、Wi-Fiを切ってMy Menuにログインする
- 「eSIM再発行の申し込み」を選び、注意事項を確認して申し込む
- 案内メールのURLからQRコードを表示する
- 新しいスマホをWi-Fiにつなぎ、QRコードを読み取ってeSIMのデータをダウンロードする
- 回線が自動で切り替わったら(最大15分ほど)、新しいスマホを再起動する
スマホをなくしたり壊れたりして通信できないときは、手続きの途中で本人確認書類と顔写真の撮影による本人確認が必要になります。Wi-Fiを切ってもMy Menuにログインできないときは、公式の専用サイトから再発行を申し込むこともでき、その場合はこの本人確認はいりません。
SIMカードとeSIMを切り替える
今SIMカードで使っていてeSIMにしたい、あるいはその逆、という場合の手数料はこうなっています(2026年1月21日からのWebでの手続き)。
| 手続き | 手数料 |
|---|---|
| SIMカード → eSIMに変更 | 0円 |
| eSIM → SIMカードに変更 | 1,100円 |
| eSIMの再発行 | 0円 |
| SIMカードの再発行 | 1,100円 |
iPhoneなら、「設定」→「モバイル通信」→「eSIMに変更」から、手続きなしでSIMカードをeSIMに変えられます。Androidは、設定アプリだけでは同じスマホのままSIMカードをeSIMに変えられないので、公式サイトからSIMの変更を申し込みます(手数料0円)。
◆河田のワンポイントアドバイス
eSIMからSIMカードに戻すと1,100円かかるので、行ったり来たりするのはもったいないです。機種変更をよくする人や、カードの抜き差しが面倒な人はeSIM。古いスマホを予備にして、カードを差し替えて使い回したい人はSIMカード。自分の使い方で、最初にどちらにするか決めておくといいですよ。
eSIMなら、申し込みも機種変更も手数料は0円。機種変更はiPhoneならeSIMクイック転送、ソフトバンク・ワイモバイルで買ったAndroidならeSIM転送、それ以外はMy Menuで再発行。新規の開通は、案内メールの翌日から5日目の19時までに済ませるのを忘れずに。
あわせて読みたい記事です。
LINEMOのeSIMに関するよくある質問(FAQ)
LINEMOのeSIMは申し込んだその日に使えますか?
本人確認を「カードをスマホで読み取る」方法にして18時までに申し込めば、最短でその日のうちに開通できます。審査の状況によっては1営業日以上かかる場合があり、「配送時に本人確認をする」方法を選んだ場合は3日以上かかることもあります。審査が終わると届く「eSIMプロファイルのダウンロードのお知らせ」メールから開通の手続きをします。メールを受け取った翌日から5日目の19時までに使い始めないと、6日目に申し込みがキャンセルされるので注意してください。
機種変更のときにeSIMの再発行は必要ですか?
新旧どちらのiPhoneもiOS 17以降ならeSIMクイック転送、ソフトバンク・ワイモバイルで買った対象のAndroidならAndroid eSIM転送を使えば、再発行の手続きなしで移せます。それ以外の機種や、iPhoneとAndroidのようにOSが違う場合は、My MenuでeSIMを再発行します。
eSIMの再発行に手数料はかかりますか?
かかりません。2026年1月21日から、Webでの手続きはeSIMの再発行もSIMカードからeSIMへの変更も0円です。一方、SIMカードの再発行と、eSIMからSIMカードへの変更は1,100円かかります。eSIMクイック転送やAndroid eSIM転送を自分で行う場合も、手数料はかかりません。
AndroidでeSIM転送が使えないのはなぜですか?
Android eSIM転送の対象は、ソフトバンクかワイモバイルで買った対象機種(Google Pixel 8シリーズ以降でAndroid 16以上、Xperia・AQUOSシリーズでAndroid 15以上など)に限られるためです。家電量販店やネット通販で買ったSIMフリーのAndroidは、My MenuでeSIMを再発行してください。手数料は0円です。
eSIMからSIMカードに戻せますか?
戻せます。ただし、eSIMからSIMカードへの変更は1,100円の手数料がかかります。SIMカードからeSIMへの変更は0円です。iPhoneなら設定アプリの「eSIMに変更」から、手続きなしでSIMカードをeSIMに変えられます。
まとめ
LINEMOのeSIMについて、もう一度並べておきます。
- eSIMなら、本人確認をスマホで行い18時までに申し込めば最短当日に使える
- 新規の開通は、案内メールの翌日から5日目の19時までに済ませる
- 機種変更は、iPhoneならeSIMクイック転送(iOS 17以降)
- Android eSIM転送は、ソフトバンク・ワイモバイルで買った対象機種だけ
- 転送が使えないときは、My MenuでeSIMを再発行(0円)
- eSIMへの変更・再発行は0円、SIMカードへの変更・再発行は1,100円
eSIMは、最初の設定さえ済ませてしまえば、そのあとの機種変更がぐっと楽になる仕組みです。
あなたのスマホがeSIMに対応しているか、まずは動作確認端末の一覧で確かめてみてください。
執筆者:河田
