ソフトバンクエアー遅い?はたしてその原因は何か?対策方法を解説!

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ソフトバンクエアー遅い?はたしてその原因は

ソフトバンクエアーの通信速度が遅いという口コミは多く、私自身もエアーターミナル5を利用していますが、爆速とは言えないものの、特に困ることもありません。

Airターミナルは2014年の発売開始以来、2 → 3 → 4 → 4NEXTとバージョンアップを重ねてきましたが、旧モデルは夜間に遅くなることが多いようです。

光回線に比べると安定した通信速度は望めませんが、回線工事が難しい場合は、ホームルーターやポケット型Wi-Fiが選択肢となります。

新端末のAirターミナル5も遅いという口コミはありますが、本当に遅いのか、その原因と対策について解説していきます。

 

 

ソフトバンクエアーは本当に遅いの?

ソフトバンクエアー本当に遅い?

ホームルーター最大速度
ドコモ home5G4.2Gbps
WiMAX+5G4.2Gbps
ソフトバンクエアー2.1Gbps

上記のようにドコモhome5G・WiMAX+5Gと比べると下り最大速度に開きはありますが、2.1Gbpsもあれば十分すぎる速度です。

遅いと言われる旧端末の速度を下記表で見てみましょう。

 

SoftBank Air 下り最大速度の新旧端末比較!

SoftBank Air 新旧端末一覧
端末名下り最大速度(ダウンロード)
Airターミナル5(最新端末)2.1Gbps
Airターミナル4 NEXT
612Mbps
Airターミナル4962Mbps
Airターミナル3350Mbps
Airターミナル2261Mbps
Airターミナル110Mbps

Airターミナル3は350Mbpsとありますが、Airターミナル5の2.1Gbpsのおよそ6分の1の速度しか出ていません。

6分の1では確かに遅いですが、そもそも普段使用する上でどれくらい必要なのででしょうか?

下記表をご覧ください。

 

インターネット利用の推奨速度!

使用目的推奨速度
WEBサイト閲覧10Mbps
動画視聴・音楽ダウンロード50Mbps
ビデオチャット・高画質動画視聴100Mbps

100Mbpsあればビデオチャットや高画質の動画を視聴できるのになぜ遅いのでしょうか?

そもそも下り最大速度に表記されている数値は、べストエフォート型のサービスといってその数値は最大限の努力数値です。

したがって、Airターミナル3の350Mbpsと記載されていても、その速度は出ていないと言う事になります。

べストエフォートとは?参照元:SoftBankサポート

これはSoftBank Airに限ったことではなくdocomoやau/UQでも同じことが言えます。

ですのでソフトバンクエアーだけ遅いと言う理由にはあたりません。

では、他の理由が?

 

ソフトバンクエアーの遅い原因は?

いくつかの要因が考えられますが、いくつか検証していきたいと思います。

ドコモhome5G・WiMAX+5Gも遅いと言う口コミがありますが、共通して遅くなる原因も含まれているので同時に検証します。

 

① 電波が弱い?

高周波(WiMAX2+/AXGP/LTE)・低周波(800MHz~900MHz)はそれぞれに特徴があり、高周波は送受信できる情報量も多い(速度が速い)ですが、障害物に弱い性質があります。

また、低周波は速度は遅いですが障害物を避けて回り込むので遠くまで届きます。大手キャリア3社共にこの2つの周波数帯がありますが、下記表で周波数帯の違いをわかりやすく、ドコモとソフトバンクの違いを記載しました。

5G回線4G回線
ドコモSub6:3.7GHz/4.5GHzPREMIUM4G:3.4GHz/3.5GHz
4GLTE1.5GHz/1.7GHz/2.0GHz
プラチナバンド:700MHz/800MHz
ソフトバンクSub6:3.4GHz/3.7GHzAXGP:2.5GHz
4GLTE:2.1/3.5GHz

上記表のソフトバンクのメイン回線のAXGPは速度は速いが障害物弱いという特性があるのも遅さの要因の一つです。

ドコモと比べても周波数帯の数の違いは一目瞭然ですが、最大の遅さの要因は下図のようなイメージです。

周波数帯の特徴
参照元:総務省

例えば右がdocomo、左がSoftBankとイメージしていただくとわかりやすいですが、ソフトバンクスマホのプラチナバンドが使えれば十分早いはずですが、ソフトバンクエアーはプラチナバンド非対応です。

つまり、SoftBankのスマホはプラチナバンド対応ですので屋内でも普通に使えますが、SoftBankエアーは遅いと言う現象が起こったりします。

一方で、home5G・WiMAX+5Gはプラチナバンドを使うことが出来ます。

 

② 端末の不具合?

ポケット型Wi-Fiと違ってバッテリーは内蔵していませんので、コンセントに挿したままだと思いますが、長時間自宅を離れる際などコンセントを抜くなど電源を切ることをおすすめいたします。

 

③ 端末が古い?

アンテナセレクションにより通信性能を向上
独自技術であるアンテナセレクションにより、内蔵されているアンテナ8本から電波強度が強い4本を自動的に選択して通信を行います。この技術により、これまで以上に安定した通信でご利用いただけます。
引用元:SoftBank

エアーターミナル5は旧端末より電波を受信しやすくなっていて、旧端末より速度は速いです。

 

④ 電波の干渉?

Wi-Fiの通信規格は2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯に分けられますが、それぞれ特徴があります。

周波数スピード及び特徴電波干渉
2.4GHz
遅いが遠くまで届き障害物に強い
×
電子レンジ・Bluetoothなど…
5GHz×
早いが遠くまでは届かず障害物に弱い

受けにくい

電子レンジ・Bluetooth・IHクッキングヒーター・コードレス電話など家電の周波数帯は、Wi-Fiと同じ2.4GHzであることが多く、両方を同時に使うと電波干渉したりします。

ホームルーターの設置場所は窓際に置くのがベストです。

⑤ 5Gに未対応?

SoftBank 5Gの28GHz,3.7GHzエリアは高速大容量通信が可能で、700MHz, 1.7GHz, 3.4GHzエリアは4Gまたは4G LTE同等になります。

お住まいの地域の対応エリアを下記のリンクから調べることが出来ます。
↓  ↓
高速大容量通信エリアMAP

MAP上で色がピンクになっているからと言って完全に対応しているとは言えません。残念ながら接続してみないとわかりません。

 

遅い時の対処方法!

ホームルーターの置く位置を変える

電波がビルなどで遮蔽され届きにくい原因も考えられますので、出来る限り窓際に置きましょう。

その際の注意点として、直射日光が当たらないようにするのがベストです。陽の光でプラスチックが劣化すると故障につながる可能性があります。

 

LANケーブル接続で使ってみる

購入後開封したらLANケーブルが同封されています。LANケーブルで接続すると通信が安定する上、有線で繋がっているので電波の障害を受けにくくなります。

電波障害を受けにくくなっても家電製品の近くに置くのはおすすめできません。家電製品から出る電磁波をLANケーブルが拾ってしまうと通信状態が悪くなります。

 

再起動させる

スマホでトラブルが発生した時に再起動してなおった!という経験はないでしょうか?ホームルーターも同様にコンセントを抜き差しして再起動してみましょう。

再接続による不具合改善で速度が速くなる場合もあります。

 

接続する周波数帯を切り替える

上記画像は端末本体の底に貼ってあるラベルを撮影したものですが、SSID(5GHz・2.4GHz)の2つが書いてあります。

そのSSID(5GHz)のアルファベットと同じ文字列が、パソコンのWi-Fiマークをクリックして表示されていたら、選んでパスワード入力すだけで完了です。

もし5Gが表示されていなかったら、そのパソコンは非対応です。

 

通信障害を調べる

お住まいの地域で通信障害が発生しているかどうかは下記から確認できます。
↓ ↓
障害・メンテナンス情報

もし障害が発生していた時は復旧するまで待つしかありません。

以上が挙げられますが、それでも繋がらない!遅い!と、どうにもならない時は回線そのものを変えるのも一つの方法ですが、端末代金の残債を請求されるのでご注意ください。

冒頭でもお伝えしましたが、普段利用していて特段困ることは今のところはありません。しかし、自身の体感でもかなり速いと感じることもないのでやはりオンラインゲームは難しいのでは?と思います。

スマホとの合わせた料金を安くしたいという方には、Y!mobileとの組み合わせで安く利用できますし、とりあえず不具合もありません。

ソフトバンクエアーの口コミ等、詳細を下記記事に記載しておりますのでよろしければご覧ください。
↓  ↓

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